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またまた『若者たち』(^_^;

BS日本映画

またまた『若者たち』(^_^;

17話   タイトル 友だち
大学放送部の山本圭が校内放送で退学した江守徹の詩を朗読する
わいわいがやがやの学生たちが次第に聞き入るラストシーン。
その詩。

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言うまでもなくすばらしい
黒い瞳の俺の友達
太陽に向かって旗を押し立て
足音を立てて
歩いて行く幾十万の俺の友達
君たちの旗を遠い遊星に立てろ
新しい世界の真ん中に立てろ

健康を誇る若者よ
幸福を運ぶ若者よ
形がないのに君たちには見える
音もないのに君たちには聞こえる
あの希望という不確かな星を
謙虚に勇敢に追い求めていけ
うつろいやすい疑惑で
その旅を汚すな
悔恨の吐息で
その旅を終わるな
険しい戦いの時が
『蟷螂の斧』を打ち砕き
毎日見る間に
押し流していっても
時の間の敗北が
君たちのある日を暗闇にしても
音を立てて地球が今
回っていることを忘れるな

僕たちは僕たちの錯乱を信じよう
ざまもない失敗を堂々と誇ろう
未来は真っ白な手帳のようだ
新しく始まる音楽のようだ
風や雲やかげろうのように軽く
海や嵐や大きな川のように力強く
僕たちは僕たちの車を押していく
もっと緑濃い森の中に
もっと伸びやかな人間の世界に
言うまでもなくすばらしい
まっ黒い瞳の友達よ
懐かしい友達よ
見知らない兄弟よ

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『若者たち』17話   脚本 立原りゅう 演出 森川時久

だからこの詩は脚本の立原りゅうさんの作品なんだろうな。
詩の朗読で締めくくるテレビドラマってのもめずらしい
学生運動盛んなころのTVドラマらしいといてしまえばそれまでだけれど。
自分には新鮮に感じられる。
美化しすぎでは、とも思うが
まだ、どこかに
理想
という言葉があった時代



立原りゅうという脚本家については自分は全く知識はなかったが

http://www.weblio.jp/content/%E7%AB%8B%E5%8E%9F%E3%82%8A%E3%82%85%E3%81%86

なるほど、と思った。